DeeManiacs第2戦は長野県野沢温泉村 野沢温泉スキー場で開催され、Aクラスの大野良平が接戦を制し優勝した。
大会前日の早朝に強い降雨があり、試走日はとても滑りやすい状況となり、苦戦するライダーも多数いたようだが、
大会当日は朝から快晴となり、午前中の試走中にも路面は急速にドライへと変わる。
13時から行われた「FAINAL」では前回総合優勝しAA特別昇格を果たした幾田悠雅(玄武)が6:02.08のトップタイム。
次いでAクラスの大野が2位。
優勝候補の佐々木博はスタート直後にパンクしたものの、タイヤインサートを装着していたため、その状況でも9位のポジションにつけ、無事にTOP30だけが出走できる「スーパーファイナル」へ進出した。
14時から行われたスーパーファイナルでは6分切りを目標にトップバッターでスタートした幾田は前半からミスが続きタイムを伸ばすことができず。
2番手スタートの大野が幾田のファイナルのトップタイムを更新する6:00.29をマークしトップに躍り出る。
ファイナル3位の内嶋は自身のタイムを2秒更新するも6:02.27と大野、幾田には及ばず。
そして優勝候補の佐々木博は6:01.46という好タイムをマークするも大野には一歩及ばずという結果となった。
6分超という長いコースにも関わらず上位から混戦状況となった今大会。
特に50代クラスではTOP3のタイム差が1秒以内に収まるという激しい戦いを制したのは茂木 昇(重力技研)となった。
公式練習から計測結果がリアルタイムで見ることができるアプリにより、同じクラスのライバルや仲間内での楽しいタイムバトルが公式練習から勃発することや、TOP30によるスーパーファイナルの初めての実施など、レースを楽しむ要素が増えた大会でもあった。
次戦は9月4日 白馬岩岳大会
「もう少しペダリングが少ない方が嬉しい」という声も聞こえることから、次戦はこれまでよりもアベレージスピードが高くなるようなコース設定を予定している。